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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報ジョホール州 ジョホールバル
資料にある地域情報ジョホール
慰安所があった時期
記載内容1943年秋、原告鄭らは、・・・ジョホールに移された。海軍旗を付けた船で移動し、同地に上陸し、日本軍の管理地域の中にある倉庫用の建物に入れられ、ここで更に船を待つ様言われた。ここには、ゲートもありその外へは出られなかった。・・・4ヶ月経ったころ・・・倉庫で世話をしていた兵隊の勧めで見晴荘にいったらどうかと言われ、止むなく、見晴荘に行き当面の必要な金として7名で120円を借り、結局ここで「慰安婦」としていることになった。「見晴荘」も軍の管理区域の中にあり、建物自体には監視の兵は居なかったが管理地域の境には兵の監視があり、シンガポールへの渡橋は禁止された。・・・「見晴荘」は勿論軍人のみが出入りできるものであり、下野なる日本人が管理人をし、・・・他に広東や朝鮮から連れてこられた女性が総勢30名程居た。
証言者鄭陳桃
証言者属性台湾人被害者
部隊名
資料タイトル台湾元「慰安婦」損害賠償・謝罪請求事件・訴状
著者、公文書発信者など原告ら訴訟代理人
公文書宛先
発行日1999.7.14提訴
発行所台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会
ページ89-90
出典備考
備考 注:シンガポールへの渡橋など証言の内容から、ジョホール・バルに慰安所はあったと思われる。
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