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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報サラワク州 バカム
資料にある地域情報ロバン台地南麓密林-バカム
慰安所があった時期
記載内容「私が良い處を知って居ますから御案内しますが、慰安婦を大勢預かって困って居ますから何とか輸送に協力して下さい」という「宜しい御互です」と云ふ訳で背に腹は代えられぬから女の輸送を請け負ったのだ。鈴木氏は仲々チャッカリして居て、華僑の慰安婦の中で一番美しい水の江瀧子タイプの女を助手台に乗せている。兎も角、女将以下10名の娼妓を家財道具と共に我々のトラックに便乗させ、・・・露営地を偵察させる事とした。・・・ロバン台地南麓密林中に退避を完了した。・・・我々は25日夕刻、バカムのゴム林へ移動し、野外天幕を展張し幕営をする・・・
証言者佐藤(旧性服部)恭大
証言者属性
部隊名独立第10飛行団第101飛行場大隊
資料タイトル南方飛行戦隊 ボルネオ戦記
著者、公文書発信者など佐藤(旧性服部)恭大
公文書宛先
発行日1953.4.21
発行所富士書房
ページ143-144
出典備考
備考 注:ミリ市南方にLobangを含む地名がある。更にその南方海岸沿いにバカムBakamがある。その南方にシブテイSibutiも存在する。いずれもミリ市中心部から近距離の位置である。ミリ撤退命令が出て、慰安婦を引き連れロバン、バカムに退避した。
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