出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | マレー |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 輸送船はわが極運丸を加えて10隻。・・・この大船団が編成を終え、今や玄界灘を西南に一路進んでいる。・・・注目の的は、何と言っても若い女性群であった。18くらいから27歳くらいと見受けられる彼女たちは、どんな仕事で出かけるのか。・・・「わたしたちは、マレーにある紡績工場の女工たちの指導に行くんです」・・・「なあに、あれは慰安所行きの女たちさ。こんなに海が危ないという時に、どうして外地に出かけるのかね。ひどいもんだ」・・・慰安婦というのかどうか、みんな地味なモンペ姿で、何も崩れた感じはなかった。・・・ごく普通の若い女性たちであった。ぼくは今もあの女性たちが、何者であったのか計りかねている。 |
証言者 | 亀子愿 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 八重汐の歌 |
著者、公文書発信者など | 亀子愿 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1996.8.15 |
発行所 | 栄光出版社 |
ページ | 16-17 |
出典備考 | |
備考 |