出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ラバウル |
資料にある地域情報 | ラバウルの兵站病院近くの別荘風の建物がある場所 |
慰安所があった時期 | 1943年4月20日 |
記載内容 | 百三兵站病院へ・・・此の陸軍の病院は元々カトリック教会の附属病院・・・用件を済まし浜辺の丘の上に点在する別荘風の建物の処に行ってみる。運転手の和田上等兵は此等の建物が我が軍の慰安所である事を知って好奇の心を動かしたが何しろ夜の商売の彼女らの事ゆえ、どの建物も扉を堅く閉ざしている。朝っぱらからの粋客とは迷惑でもあろう。私は支那事変の初、此等陸軍慰安所の管理をした事があるので、この慰安所の運営が如何にされているか知りたく思った。入場券売買窓口、消毒洗浄室等の設備は当時の私が其の道の開拓者として制定した時の通りに踏襲されていた。 |
証言者 | 麻生徹男 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | ラバウル日記 一軍医の極秘私記 |
著者、公文書発信者など | 麻生徹男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1999.12.25 |
発行所 | 石風社 |
ページ | 126 |
出典備考 | |
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