出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ラバウル |
資料にある地域情報 | ラバウル |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 8ヵ月の捕虜集団所での苦役を終え、ようやく待望の帰還船に乗り得た昭和21年3月20日、船はなつかしい西吹山の鼻を過ぎようとしたころ、甲板に出て美しいラバウルに最後の別れを告げている二千人の将兵は、海岸へ出て必死に手を振ってくれるパプアの人たちの思わぬ贈物をもらった感激で、涙ぐんで帽子を振って応えていた。「世話になったなあ」「ありがとう、いい連中だったなあ」・・・われわれの兵舎によく遊びに来た、かわいい女の子は、どうしているだろう……。 |
証言者 | 佐藤弘正 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | ラエの石 陸軍高射砲隊 一兵士のニューギニア戦記 |
著者、公文書発信者など | 佐藤弘正 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.1.18 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 258 |
出典備考 | |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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