出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | コロール州 |
資料にある地域情報 | コロール |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | パラオの正月。本願寺の鐘が一応コーンといって正月だわね。・・・南洋だって正月にはみんな紋付きを着ますよ。・・・「徳之家」には、仲居で行ったんですよ。34のときだったかね。料理屋だから「トキワ」と同じようなもんだわね。ずっと大きい娼家だけど、・・・サイパンには「徳之家」ほど大きい料理屋はなかった。芸者と酌婦で5、60人はいたんじゃないですか。・・・コロールには同じくらいの料理屋が10軒はあったと思ったね。・・・鰹が獲れて獲れて・・・全部鰹節にして内地に送るんです。だから、料理屋も繁昌して、「鶴之家」とか「甲陽館」とか、予約をしないとダメな娼家もあった。 |
証言者 | 高梨タカ |
証言者属性 | 日本人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 日の丸を腰に巻いて 鉄火娼婦・高梨タカ一代記 |
著者、公文書発信者など | 玉井紀子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1984.5.31 |
発行所 | 現代史出版会 |
ページ | 69-70 |
出典備考 | 注:偶然かも知れないが、a-0523の写真がちょうど本資料の正月風景の描写と一致している。本資料の表紙カバーにはその写真を使っている。 |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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