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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報バベルダオブ島 ガラスマオ
資料にある地域情報ガラスマオ
慰安所があった時期
記載内容峰松の会社は、南洋アルミニウム鉱業といい、ガラスマオでボーキサイトを掘っていた。・・・飛行機にするわけである。・・・ガラスマオは、赤い禿山で、この会社以外なにもないところである。毎日毎日暑くて、明けても暮れても同じことをやるのだから、男にとって、これほどつまらないところはない。そこで会社は彼らを働かすために、会社の中にパンパン屋をつくり、それを増やしていった。沖縄出身者は沖縄の言葉で、朝鮮人は朝鮮語で話ができるように、それぞれのパンパン屋をつくったのである。・・・太平洋戦争が勃発し、外地に大量に兵隊が送り込まれると、こんな田舎のガラスマオにもサックを持たされた兵隊が雪崩込んできた。「妓を貸せ!」ということで、労務用の女がたちまち兵隊にとられてしまった。料理屋の前には「将校用」「下士官用」「兵隊用」と、女を区別する札が掲示された。
証言者峰松茂雄
証言者属性南洋アルミニウムの経営者
部隊名
資料タイトル日の丸を腰に巻いて 鉄火娼婦・高梨タカ一代記
著者、公文書発信者など玉井紀子
公文書宛先
発行日1984.5.31
発行所現代史出版会
ページ100-101
出典備考
備考
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