出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | シンガポールか |
慰安所があった時期 | 1944年4月頃か |
記載内容 | 昭和19年3月20日、6隻の油槽船団を護衛して、シンガポールに向かう。・・・さっそく半舷上陸が許される。・・・井上のような若い兵は、行く当てとてなく、仕方なしに、みんなのあとにくっついてゆく。さきほどまで一緒だった”忠”は、もう見えなくなっている。どこに行ったのだろう。井上より等級は下だが、18歳になっているのだ。たぶん話に聞く慰安所にでも行ったのだろうか。・・・そういえば通信の加藤兵長も見当たらない。・・・けさはきれいに髭を剃って、そわそわしていた。彼も慰安所とやらへ行ったのだろう。 |
証言者 | 井上理二 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | あゝ海軍特年兵 <ある青春の死線彷徨> |
著者、公文書発信者など | 井上理二 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1972.6.29 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 78-80 |
出典備考 | |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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