出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 昭南 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 三浦少尉が私たちを案内した料理屋は洋風の広い部屋で・・・他から見えないように隔離されていた。・・・食事が終わり一服していると、一度姿を消していた女たちがふたたびもどってきて私たちに鍵を私、こちらに来いというような仕草をした。・・・この頃、「利根」の橋本少尉も、土地の事情に詳しい同僚が案内するままにタクシーを駆ってP屋(慰安所)へ向かっていた。・・・二人はピー屋(慰安所)へ行く途中、暗闇の中で日本人軍属に車を止められたのが縁となって、上陸の一夜を思わぬところで過ごすことになった。軍属は彼らを立ち入り禁止地域の中国人街に案内し、橋本少尉はそこで阿片を吸う破目になったのである。 |
証言者 | 小島清文 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 栗田艦隊退却す 戦艦「大和」暗号士の見たレイテ海戦 |
著者、公文書発信者など | 小島清文 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2009.9.22 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 94-98 |
出典備考 | 単行本は『栗田艦隊』1979.3、図書出版社 |
備考 |