出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | バンコク ドーンムアン区 |
資料にある地域情報 | バンコク ドムアン |
慰安所があった時期 | 1942年2月 |
記載内容 | 2月11日 水 晴 昨日司令部に着任し、早速諸船の状況を調査、建築要員も暫く会わなかったが皆元気で勤務している。伴技手は相変らず庶務を担当して細かく活躍、山城技手は構内の仮建築と、ドムアンの慰安施設を構築中、浜屋敷技手は材料集めで転手͡古舞い、重田技手はドムアン飛行場の拡張工事、土木材料集めで益々鼻の頭に汗を流し、川井君はチェンマイへ材料輸送、鈴木技手はドムアンの仮建築に懸命。・・・ 2月13日 金 曇後雨 ドムアン飛行場に行く。・・・鈴木技手と慰安所充当建物を探すが適当なのがない。皆汚い民家ばかりで改造する気にもならないが、やむを得ない。短期間とは云えこんなところで、兵隊共を慰めるのかと思うと気の毒やら腹が立つやら。・・・ 2月21日 土 晴 ドムアン飛行場の掩体構築の計画に行く。峰岸少佐に人夫を頼み、地区菊地中尉に協力要請のあと慰安所の出来具合を調べる。・・・ |
証言者 | 岡崎永久 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第5飛行師団(ドムアン飛行場) |
資料タイトル | 航空戦の蔭に |
著者、公文書発信者など | 「第5飛行師団経理官の集い」五経会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1968.3.1 |
発行所 | 「第5飛行師団経理官の集い」五経会 |
ページ | 79-81 |
出典備考 | 岡崎永久「B3 盤谷・ドムアン」/「【資料紹介】主計将校と「従軍慰安婦」―中曽根元首相―」『季刊戦争責任研究 第7号』1995春、日本の戦争責任資料センター、84ページ |
備考 | 現在の地図の首都バンコクの北端にドーンムアン区がある。 |