出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ラーチャーブリー県 バンポン |
資料にある地域情報 | パンポン |
慰安所があった時期 | 1944年5月 |
記載内容 | 今生の名残りに女性と遊びたいという話に、花が咲く。輸送途中、ある町の海辺の小屋に、一列に並んで待つ慰安所を目撃した話など、興味津々ながら、行動を起こす勇気がない。・・・黙って聞いていた件の中尉殿、「俺について来い」と言うやいなや、雨外套をはおり、立ち上がった。やがて中尉殿に引率され、何人かが夜の町に外出していった。パンポンは日本人の経営する店があった。日本の女性も数人おり、軍人相手に繁昌していたそうである・・・中尉殿が熟睡したと思われる頃・・・たちまち車座の、ひそひそ話が始まった。次々に初体験の結果を確認し合って大笑いである。 |
証言者 | 大曽根英男 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 生と死のはざまで ある学徒兵の青春 |
著者、公文書発信者など | 大曽根英男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.5.15 |
発行所 | 文芸社 |
ページ | 143-144 |
出典備考 | |
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