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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報北マリアナ諸島 グアム島
資料にある地域情報グアム島
慰安所があった時期
記載内容沖島は単艦でトラック環礁を出港すると、北上していた。占領直後の大宮島(グアム)へ直行するのだと解る。・・・遠くから見ると、大宮島は紫色に見えたが、大きな島で火山系の島である。山が見える。明石湾内に入港して行くと、いるわ、いるわ、驚いたことに、数十隻の大輸送船団が屯しており、近づくと陸軍部隊を満載だ。・・・集合地点にたどり着くと、まだ集合時刻には間があり、倉庫の日陰となっているところで、沖島の連中は休んでいた。炎天下の路上では陸軍の兵隊さんが汗を流しつつ、上半身裸で出発準備の荷造りに忙殺されていた。そのすぐ横で、浴衣に赤い襷がけ、腰から下は浴衣の下に着ている腰巻の色が桃色にすけて見え5,6人の女達が立ち働いているので、おかしいと思ったが、特用倉庫員だと聞かせられた。彼女達は、占領と同時に彩帆(サイパン)からやって来たのだという。また、どこかへ移動をして行くのであろうか?
証言者高畠喜次
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトルブーゲンビル戦記
著者、公文書発信者など高畠喜次
公文書宛先
発行日1978.7.20
発行所KKベストセラーズ
ページ28-29、32
出典備考注:ラバウル攻略作戦に向かう途中にグアムに立ち寄った。グアムで特用倉庫員(慰安婦)を目撃した。
備考
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