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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報北マリアナ諸島 サイパン島 ガラパン
資料にある地域情報サイパン
慰安所があった時期
記載内容ひとつ死んだ気になって、南洋でお金を稼いでやろう。・・・昭和6年、28のときだった。・・・タカが上陸した頃、ガラパンには北と南には料理屋がいくつもあった。・・・あたしがいた「トキワ」という料理屋は、高級な方だったですよ。・・・30前後の三味線が弾ける芸者が2人と、酌婦が6、7人いた。芸者も女郎衆と名前が違うだけで、いずれも晩には客をとるという二枚鑑札の妓である。内地の女郎街と同じように、生活が苦しい東北の娘が売られてきたり、南洋は稼げるといわれて横浜あたりの妓がやってきたり、いずれにしろ、親を助け子を助けるためにいたるところから集まってきていたのである。
証言者高梨タカ
証言者属性日本人被害者
部隊名
資料タイトル日の丸を腰に巻いて 鉄火娼婦・高梨タカ一代記
著者、公文書発信者など玉井紀子
公文書宛先
発行日1984.5.31
発行所現代史出版会
ページ32、40
出典備考
備考 時期的に軍による慰安所管理の可能性が低い
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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