資料の詳細

出典種別	被害証言
現在の地域情報	北マリアナ諸島　テニアン島
資料にある地域情報	テニアン
慰安所があった時期	1944年7月
記載内容	町に日本人が経営する料理屋は3軒ぐらいあったねえ。そのうちの1軒、きく屋が私の行った先だったのよ。そこには女が8人ぐらいいて、経営者は後家さんで、苦労して築いた後、亭主に死なれたという身の上話をたんと聞かされたもんよ。・・・”花江”と名を付けられて、皆には”花っぺ”と呼ばれていた。・・・朝鮮の女は、小さい島で兵隊の相手をしていると聞いたこともあったよ。130人ぐらいとか。それに比べれば日本の女は少なかったし、楽じゃったよ。
証言者	水野イク
証言者属性	日本人被害者
部隊名
資料タイトル	思川　山谷に生きた女たち-貧困・性・暴力　もうひとつの戦後女性史-
著者、公文書発信者など	宮下忠子
公文書宛先
発行日	2010.9.10
発行所	明石書店
ページ	90
出典備考
備考