| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 中部ルソン地方 タルラック州 タルラック市 |
| 資料にある地域情報 | 中部ルソン タルラック |
| 慰安所があった時期 | 1944年11月3日 |
| 記載内容 | 私の部隊は移動修理部隊でしたから、各地を移動して行くわけです。中部ルソンのタルラックという町に行ったことがあります。そこは、マニラから幹線道路で120~130キロほど北上したところにあります。そこには、軍指定の慰安所は1軒しかありませんでした。よく覚えているのは、昭和19年の11月3日のことです。・・・一軒の慰安所の前には、兵隊たちの長い行列ができていましたよ。そこにいた慰安婦は、フィリピン人女性が2人です。ですから、休日には一日に百人ぐらいの兵隊の相手を二人でしていたことになります。将校たちはその慰安所には行きませんでしたよ。そのうちに戦況があやしくなってくると、その慰安所も閉店になりました。 |
| 証言者 | 松原俊二 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士・小隊長 |
| 部隊名 | 第14方面軍野戦自動車廠第2移動修理班 |
| 資料タイトル | 従軍慰安婦― 元兵士たちの証言 |
| 著者、公文書発信者など | 西野留美子 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1992.4.30 |
| 発行所 | 明石書店 |
| ページ | 71 |
| 出典備考 | |
| 備考 |