出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | ビコール地方 南カマリネス州 シポコット |
資料にある地域情報 | シプコット アニブ村 |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | 原告フリアス達の家族は・・・ナガ市の近くカブサオという漁村へ避難した。1944年の後半に原告フリアス達がカブサオからアニブ村に戻ってきて1か月程が経ったある日、日本兵が同原告達の住んでいた学校へやって来た。・・・他のフィリピン女性と一緒に腰に縄で繋がれ、連れて行かれた。・・・山の中の地面に布を敷いた上に寝かされ・・・10人の日本兵に強姦された。次の朝、また山の中を歩き始め、昼頃、日本兵はゲリラのキャンプ地を見つけた。日本兵はそこに駐屯し始めた。ゲリラキャンプ跡には、横5メートル、縦8メートル位の長方形の小屋が1棟あり、・・・この小屋で寝泊まりさせられ、いつも日本兵が監視していた。原告フリアス達女性4人は・・・腰を縄でつながれたままで、・・・夜は毎晩のように小屋の中で、キャンプ地に残っている日本兵に強姦されたが、その間も4人はつながれたままだった。・・・そのような監禁生活が2ヶ月近く続いた・・・ |
証言者 | ピラール・フロレンダ・フリアス |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言い渡し) |
発行所 | |
ページ | 316-317 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |