| 出典種別 | 被害証言 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | ビコール地方 南カマリネス州 シポコット |
| 資料にある地域情報 | シプコット アニブ村 |
| 慰安所があった時期 | 1942年 |
| 記載内容 | 1942年、原告フリアスが16歳の時、日本軍がアニブ村にやってきた。・・・2人の日本兵が、原告フリアスに対し、「夫はゲリラか」と聞いてきた。・・・原告フリアスは驚いて答えられなかった。そうすると、日本兵は、タバコの火を原告フリアスの頬に押しつけてきた。・・・大声をあげると、別の日本兵が腰にさしていたジャングル・ナイフ(長さ約30センチメートル)を抜いて、原告フリアスの顔をさした。・・・日本兵は、原告フリアスを後ろ手にしばって、庭のランカ(ジャックフルーツ)の木に縛り付けて、2人で代わる代わる同原告を強姦した。日本兵は翌週そして翌々週と三回村にやってきたが、三回目の時に村人に対し全員この村から退去するように警告を発した。 |
| 証言者 | ピラール・フロレンダ・フリアス |
| 証言者属性 | フィリピン人被害者 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
| 著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1998.10.9(判決言い渡し) |
| 発行所 | |
| ページ | 314-316 |
| 出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
| 備考 |