出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | ビコール地方 マスパテ州 ミラグロス |
資料にある地域情報 | ミラグロス小学校の敷地内の校舎の裏 |
慰安所があった時期 | 1943年9月 |
記載内容 | 戦争が始まると、日本軍はミラグロスにも来た。日本軍は、ミラグロス小学校の敷地内の校舎の裏に仮設の建物を建てそこに駐屯した。・・・9月の第4週も水曜日の午後授業終了間際に、2人の日本兵が学校に来て、原告レイエスを連れ出そうとした。担任の先生は、「おもちゃがもらえるよ。」と言ったので、原告レイエスは、不安もあったが、その日本兵について教室を出た。・・・仮設建物の中の小さな部屋に連れ込まれ、外から鍵をかけられた。部屋が暗くなる頃、部屋に3人の日本兵が来て、原告レイエスを床に押し倒し、強姦した。・・・翌日も一日狭い部屋に閉じ込められていた。午後8時頃3人の日本兵が部屋の中に入って来た。原告レイエスは、この3人に昨晩と同じように代わる代わる強姦された。・・・監禁されて4日目の朝、すなわち9月の第4週の土曜日の朝、・・・やっと原告レイエスは解放された。 |
証言者 | フェリシダッド・デ・ロス・レイエス |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言い渡し) |
発行所 | |
ページ | 311-313 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |