出典種別 | 被害証言 |
---|---|
現在の地域情報 | 西ビサヤ地方 アンティケ州 パンダン町付近 |
資料にある地域情報 | パンダン町 |
慰安所があった時期 | 1943年10月 |
記載内容 | パンダン町のボットボットの近くの山の中の洞窟に隠れているところを日本兵に見つかってしまった。・・・谷間の滝のところまで連れて行かれた。そしてここで捕まった住民のうち女性が日本兵に強姦された。女性は6人だった。母親、姉のアデライダ、そして原告サンティリアンも強姦された。原告サンティリアンは5人位の日本兵に次々に強姦された。・・・母親は、横で兄が殺されたのを見て泣き叫んだ。すると日本兵は母親の右目を銃剣で突き、やはり首を切って殺した。日本兵は、姉のアデライダの・・・首を切った。・・・原告サンティリアンは「ゲリラをみた」と答えたから殺されなかった。・・・原告サンティリアン達2人を連れてカブルアンという村の方に移動した。・・・ここで日本兵に再び強姦された。 |
証言者 | パシータ・サクラン・サンティリアン |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言い渡し) |
発行所 | |
ページ | 251-253 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |