出典種別 | 被害証言
|
現在の地域情報 | 西ビサヤ地方 カピス州 ロハス市 |
資料にある地域情報 | 居住地ロハス市タンバックから1キロ離れたエマニュエル病院 |
慰安所があった時期 | 1942年 |
記載内容 | 3人の日本兵と1人の民間人のフィリピン人が原告サラス達の家にやってきた。原告サラスはこの3人の日本兵に、腕や腰を掴まれ、約1キロメートル離れたエマニュエル病院に歩いて連行された。・・・当時エマニュエル病院は日本軍の駐屯地にされていた。原告サラスは、病院の敷地内にある建物の1階の1室に連れ込まれた。原告サラスを連行した3人の日本兵は・・・代わる代わる強姦した。・・・原告サラスはその時からずっとこの部屋に閉じ込められた。ドアは施錠されていた。3人の日本兵は毎日やってきて原告サラスを繰り返し強姦した。・・・その後しばらくして、この日本軍の駐屯地が空爆を受けた。・・・原告サラスは病院の建物のロハス通りをはさんだ向いの家に移されて治療を受けた。・・・その間も同原告はその向いの建物で3人の日本兵から強姦され続けた。 |
証言者 | エステリータ・モランダンテ・サラス |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言い渡し) |
発行所 | |
ページ | 194-195 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |
|