記載内容 | 当時私は14歳くらいでした。・・・私は市場で野菜や米を売っていましたが、逃げるまもなく、2人の日本兵に腕をつかまれ連れていかれ・・・気がついたとき、私は、どこかの家の部屋のなかに運ばれていました。・・・2人の兵士が部屋に入ってきて、部屋にあったベッドの上で1人が私の足を押え、もう1人に強かんされました。この2人は、私を市場でつかまえた兵士で、後でリョウナン、ミソダ(ミズタ?)と呼ばれていることを知りました。・・・私は当時、初潮を迎えたばかりで、もちろん処女でした。・・・窓から外を見て、初めてそこが町から500メートルくらい離れた金持ちの古物商の家であることがわかりました。その家は、州都であるバコロドへ通じる幹線道路に面しており、背後には海があって、1階はコンクリート造り、2階は木造りの建物でした。私の監視されていた部屋は2階にあって、ベッドが2つとソファとテーブルがあり、私と同じ日に連れてこられた3人のフィリピン人女性がいっしょに閉じ込められていました。この3人のうち2人の名前は、スリンとインダイで私より少し年上だったと思います・・・この家には全部で200人くらいの日本兵がいて、入れかわり立ちかわり私を強かんしましたが、夜にはリョウナンとミソダがよく来ました。・・・1ヵ月くらいして、リョウナンが、部隊が他所へ移動すると教えてくれました。・・・この家には合計10人くらいの女性が監禁されていたようでした。 |