出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 黒河市 |
資料にある地域情報 | ソ満国境、アムール湖畔の黒河 |
慰安所があった時期 | 1940年 |
記載内容 | 1940年、私は夫の勤務地であるソ連と旧満州の国境を流れるアムール湖畔の黒河に住んでいました。・・・閑静な住宅街の裏通りを歩いていたとき、とつぜん、兵隊の長い列に出会いました。その列は一軒の民家の前まで続き、入り口で一人ずつ何か受け取ってなかに入っていくのです。門のなかには、浴衣や長襦袢をはおった女たちがいて、右往左往しているのが、チラチラ見えました。門柱には、「慰安所」と書かれた貼紙がしてあります。 |
証言者 | 坂本たか |
証言者属性 | 当時黒河に居住 |
部隊名 | |
資料タイトル | 従軍慰安婦― 元兵士たちの証言 |
著者、公文書発信者など | 西野留美子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1992.4.30 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 58-60 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図の黒竜江省北部、アムール河の西岸沿いに黒河市がある。 |