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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報黒竜江省 黒河市 孫呉県
資料にある地域情報孫呉
慰安所があった時期1944年12月
記載内容劉連興さんは1930年に、孫国県の貧しい農家に10人兄弟の長男として生まれる。14歳で国民小学校を卒業すると、役場から2人の役人がやってきて、孫呉にある満鉄会社が労働者を募集していると紹介される。・・・劉さんらはさっそく馬ゾリに乗せられ孫呉にやってきた。すると、満鉄会社に就職するという話だったのに、連れて来られたのは関東軍2645部隊だ。2645部隊で劉連興さんらが収容された宿舎は飛行場の近くにあったが、周囲は高圧電気が流れる柵で囲まれ、柵の出入口で門番が警備し、監視塔(望楼)が設置され、労工を監視する軍用犬も飼われているなど厳しい警戒ぶりだ。・・・宿舎の小屋の近くには日本軍将校専用の高級クラブ・軍人会館があり、そこには中国人と朝鮮人と日本人の「慰安婦」が収容されていた。
証言者劉連興
証言者属性地元住民
部隊名
資料タイトル日本の中国侵略の現場を歩く―撫順・南京・ソ満国境の旅
著者、公文書発信者など青木茂
公文書宛先
発行日2015.7.15
発行所花伝社
ページ239-240
出典備考
備考 現在の地図の黒河市の中央付近に孫呉県がある。
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