資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	黒龍江省　鶴崗市　蘿北県　鳳翔鎮
資料にある地域情報	鳳翔の部落
慰安所があった時期
記載内容	部隊の前には、三江省蘿北県の県公署があった。・・・鳳翔の部落には所謂「慰安所」がある。経営者は民間人だが、列車終点からのトラック輸送と、毎週土曜日の「検黴（衛生検査）」は部隊が行っていた。検黴は、翌日に日曜日に備えて、軍医大尉が土曜日に慰安所に行き、慰安婦の局所を検査し、発赤等の症状があれば翌日の営業を禁止するものであった。慰安婦は全員朝鮮籍の者で、何人いたかは行ったことがないので知らない。
証言者	林繁郷
証言者属性	日本軍兵士
部隊名
資料タイトル	自分史　（学徒出陣ポツダム主計少尉の復員まで）
著者、公文書発信者など	林繁郷
公文書宛先
発行日	2000.12
発行所	私家版（山口県下関市）
ページ	83
出典備考
備考	『満州帝国分省地図』の佳木斯市のほぼ北方に鳳翔がある。テキサス大学図書館公開公開の地図にも鳳翔がみえる。南北７、東西ＦＨ３の付近で、ロシアとの国境付近である。現在の地図の同所は蘿北県鳳翔鎮である。テキサス大学図書館公開公開の地図は次のサイトを参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl52-3.jpg