| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 黒龍江省 佳木斯市 |
| 資料にある地域情報 | 東北 佳木斯 |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 再び見ることがないと思っていた佳木斯に、夢にも思わなかった捕虜の姿になって帰ったのであった。街に入ったのは午後おそく宵やみが迫るころであった。街は平静で、満人たちは無表情でわれわれを眺めていた。「朝鮮ピー」と呼んでいた軍の慰安所には、「大韓民国独立万才」と書いた大きな垂れ幕がかけられ、二階の窓からは数人の女たちが黙ってわれわれの行進を見ていた。 |
| 証言者 | 佐藤公一 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 大正じいさんの満洲・シベリア・日本奮闘記 |
| 著者、公文書発信者など | 佐藤公一 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1977.9.30 |
| 発行所 | 大湊書房 |
| ページ | 98 |
| 出典備考 | |
| 備考 | 現在の地図の黒竜江省の南東部に佳木斯市(ジャムス市)がある。 |