出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 佳木斯市 |
資料にある地域情報 | 佳木斯 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 第一期の検閲が終わって初めての外出許可が出た。息の合った同僚3人と共に、心も軽く佳木斯の町へと出掛けた。・・・ふと見ると、色鮮やかな看板に“兵隊さん娯楽場”と、大きい文字で書かれて居るのが目に入った。「何か遊戯でも出来るのかも知れないから入って見るか?」と、相談して居る処へ、其の建物の中から出て来た古参兵が、「お前達はなにをして居るか、此処はピーヤ(慰安所)で、女と遊ぶ処だ。お前達の来る処では無いから直ぐ帰れ。」と、言われて吃驚!一目散に走って逃げた。 |
証言者 | 大饗健太郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 醜の御楯と忍辱のシベリア抑留記 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.11.30 |
発行所 | 私家版(岡山県備前市) |
ページ | 57-58 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図の黒竜江省の南東部に佳木斯市(ジャムス市)がある。 |