出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 佳木斯市 同江市 |
資料にある地域情報 | 同江 |
慰安所があった時期 | 1940年代 |
記載内容 | 同江には3つの慰安所があり、日本の女性だけの店と、朝鮮女性の店、それに「満ピー」または「支那ピー」とよばれた女性たちの「ピー屋」があった。前の二つは日本人専用、「満ピー」の店は日本人、中国人、朝鮮人、だれでも入れた。日本人慰安婦のうち、5、6人は新聞を購読する文化水準で、かなりの中年もいた。・・・女たちは外出できず、夕刊を楽しみに待っており、配達の少年にはとても親切だった。朝鮮人は日本名の源氏名、和服姿で7,8人いた。気の毒なのは松花江を船で運ばれてきた朝鮮の少女たちだった。彼女たちは泣いて抵抗したため、女郎屋の男に手足を縛られ、殴られ、蹴られていた。・・・旗日には慰安婦全員が国境の日本軍守備隊に出張慰安に出された。 |
証言者 | 新聞販売・配達員 |
証言者属性 | 地元住民 |
部隊名 | |
資料タイトル | 新編 大河流れゆく |
著者、公文書発信者など | 林郁 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.06.24 |
発行所 | 筑摩書房 |
ページ | 68-69 |
出典備考 | 鄧諜群「解放前日本婦女的遭遇」(論文) |
備考 | 現在の地図の黒竜江省の南東部に佳木斯市(ジャムス市)がある。佳木斯市の東、ロシア国境沿いに同江市がある。 |