出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 鶏西市 虎林市 |
資料にある地域情報 | 虎林 |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | 軍の施設が増えるにつれ、軍人、軍属、満鉄、満電関係者並びにその家族などで、国境の町虎林に住む日本人は増加していった。・・・酒保から脇道へそれると、虎林唯一の小さな劇場があった。・・・此処から少し離れた場所に、今問題になっている慰安所があった。〈東軍慰安所〉余り上手ではない大文字の板看板が掲げられ、黒板塀に囲まれた建物は、いつも門を固く閉ざして人影はなく、深閑と静まっていた。看板に“軍”がついているので、兵隊専用の喫茶店かクラブのようなものだろうと、当時の私は単純に考えていた。 |
証言者 | 館光子 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | ハルピン残像 番外地、傳家甸の人々 |
著者、公文書発信者など | 館光子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.7.7 |
発行所 | うみねこ出版社 |
ページ | 13-14 |
出典備考 | 注:著者経歴に「昭和19年に満州に渡り」とある。 |
備考 | 著者経歴に「昭和19年に満州に渡り」とある。 |