出典種別 | 兵士の回想録等 |
---|---|
現在の地域情報 | 黒龍江省 鶏西市 虎林市 |
資料にある地域情報 | 虎林 |
慰安所があった時期 | 1941年秋 |
記載内容 | 師団の経理部に着任したばかりの海原治主計少尉が「虎林に4ヶ所の慰安所を開設」と知らせる会報を見て、部下に「慰安所とは何だ」と聞き、「ピー屋のことであります」「現に民間のピー屋が4,5軒あるじゃないか」と問答した。そのうち巡察する番がまわり、行ってみると、アンペラ一枚で仕切った粗末な部屋が十余あり、兵が並んでいた。民間のピー屋が日本人主体なのに、こちらは朝鮮人が主だったという。軍医の話では「初検診でバージンや小学校の先生もいたので聞くと、女衒から軍の酒保でサービスするとだまされてきたよし。 |
証言者 | 海原治 |
証言者属性 | 日本軍兵士・主計少尉 |
部隊名 | 第11師団 |
資料タイトル | 慰安婦と戦場の性 |
著者、公文書発信者など | 秦郁彦 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1999.6.30 |
発行所 | 新潮社 |
ページ | 100 |
出典備考 | |
備考 | 海原治(のちの防衛庁官房長)談 |