出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 鶏西市 密山市 |
資料にある地域情報 | 西東安駅の側、遠くは東安 |
慰安所があった時期 | 1945年 |
記載内容 | (六)慰安施設 2639部隊正門前や西東安駅の側、遠くは東安に軍慰安所があったが、映画館は東安にしかなく不便であったので、第5軍経理部を通じ新京の関東軍経理部から、国境の僻地に対する健全な慰安施設として映写機の支給を受ける事が出来た。・・・ (七)結び ・・・此の様に年を追って2639部隊の現地自活態勢は本格化し、給養水準も向上し、静謐確保の任にあった将兵の活力保持増進に寄与する処大であったが、一方日本の南方戦局は漸次敗色濃厚となり、関特演以来充実された関東軍精鋭も逐次南方戦線或いは故国防衛の為移動し、昭和20年3月には終に関東軍防衛戦線の後退を内容とする大異動が発令された。2639部隊も西東安から牡丹江に本廠が移され・・・ |
証言者 | 証言者不明 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 満州第2639部隊 |
資料タイトル | 満州第二六三九部隊史 第十七野戦自動車廠回想録 北満とシベリアの轍 |
著者、公文書発信者など | 満州第2639部隊部隊史編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1989.7.1 |
発行所 | 私家版(愛知県大府市) |
ページ | 107 |
出典備考 | |
備考 |
『満州帝国分省地図』の密山街の西に東安市がある。東安市中心部の駅は東安駅、その次の西南方の駅が西東安駅である。テキサス大学図書館公開の地図では西東安駅付近に西東安の地名が見える。密山街と東安市の間には穆棱河が流れている。現地図と比較すると、旧・東安市が現・密山市中心部であり戦後発展し、密山街は穆棱河を越えた所で現在はさびれている。ここでは3ヶ所を包含する行政区画である蜜山市でとった。 テキサス大学図書館公開の地図は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl52-9.jpg |