出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 哈爾浜市 |
資料にある地域情報 | 東北部のハルビン近く(河沿いの国境近くの田舎) |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 一時的に建てたような1階建ての家で、河を越えた向こう側にソ連軍が駐屯していた(黒龍江近くか)。19 歳の冬、ソウルから帰る汽車の中で、巡査にアヘンを調べると元山に連行されました。日本人巡査から金になる仕事があると言われ、断りましたが、女性5-6 人とハルピンに連れて行かれました。ここで合流した朝鮮人や女性7-8 人と共に、引率の日本人が連れて行ったのは松花江より上にある川の平原で、真ん中の廊下をはさんで両脇に部屋がならんでいた。畳の部屋もあった。殴られ、逃げても憲兵に連れ戻されました。「トヨダトシコ」と呼ばれました。女性が30 人以上、全員17-20 歳の朝鮮人で、全羅道や慶尚道の人もいました。周辺に同様のものが2-4 ヵ所ありました。将校だけの日と兵卒だけの日があり、時々小遣いをくれる人もいました。1 週間に1 度、病院に行き検査を受け、606 号等の注射を打たれました。 |
証言者 | チョ・スンドク |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち3 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊研究所・韓国挺身隊問題対策協議会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1999.10.15 |
発行所 | ハヌル |
ページ | 170-187 |
出典備考 | |
備考 | 哈爾浜市は黒竜江省の省都で、同省の南部にある。 |