出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 |
資料にある地域情報 | 牡丹江 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | その後、満洲の牡丹江に移された。狭い部屋に軍人が1日に70人くらい来たが、人数を数える余裕もない。さらに移された前線地区は食糧がなく毎日「ミソシル」で空腹だったが、軍人も同様で私たちにまで回らない。飢えで苦しみ、きれいな水も得られなかった。地名は忘れたが満洲で行かなったところはない。逆らえば殺されるだけ。こんなに苦しむなら死ねばよかったと思った。 1945年8・15の解放を迎えても帰国する旅費がない。軍人を相手にした伝票はあっても現金にはならない。日本軍は逃げるときは自分たちだけだった。 |
証言者 | 金ファソン |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち4 記憶で書き直す歴史 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊問題対策協議会2000年日本軍制奴隷戦犯女性国際法廷韓国委員会証言チーム |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.2.15 |
発行所 | プルピッ |
ページ | 35-45 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図の黒竜江省南部に牡丹江市がある。 |