出典種別 | 被害証言
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 |
資料にある地域情報 | 牡丹江 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 1944年16歳の時、里長が「処女供出」と言っていたので隠れていましたが、家に巡査と黄色い服の軍人がきて、「姜日出」と書いた紙を家に投げて行ったのです。兄が徴用に遭い、下の兄は軍隊に行けというのを逃げて日本に行き、次は私が行くことになったのです。最初の長春では洗濯仕事をし、ハルピン、牧丹江に行きました。目の見えなくなった兵士の看護をしてから慰安所に入れられました。私はまだ生理がなく、大人になってないのに大人になり、だからいつも悔しいです。性病にかかり注射を打たれ、殴られて頭のてっぺんの毛が抜けてしまいました。腸チフスにかかって焼かれるところを朝鮮独立軍の軍人が助けてくれ、独立運動の手伝いをするようになりました。 |
証言者 | 姜日出 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 証言 未来への記憶 2 |
著者、公文書発信者など | アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2010.5 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 214-235 |
出典備考 | 『日本軍‘慰安婦'証言集6 歴史をつくる話―日本軍‘慰安婦’女性たちの経験と記憶』2004.5.18、韓国挺身隊問題対策協議会付設戦争と女性人権センター研究チーム、女性と人権、109-120と『中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2』韓国挺身隊研究所、2003.7.5、ハヌル、126-145にも証言あり |
備考 |
現在の地図の黒竜江省南部に牡丹江市がある。
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