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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報黒龍江省 牡丹江市 穆稜市
資料にある地域情報スブナスヤン 黒龍江省 穆陵近く
慰安所があった時期
記載内容小川で水を汲んで帰ろうとした時、腕に腕章をはめた日本人の男性に捕まり、トラックに投げ入れられました。駅に着くと軍人専用の汽車に乗せられ、汽車とトラックの乗り継ぎを繰り返し、着いたのは「スブナスヤン」と呼ばれていた中国とソ連の国境地帯でした。日本軍の部隊に連れて行かれ、翌朝、性病検査を受けさせられました。管理人から「今日から働いてもらう。1人1部屋ずつあげるのでそこでお となしくしているように」と言われました。夕方になると軍人たちが来て、どうしたらいいのかわからずにいると、軍人に力ずくで相手をさせられました。週末になると数十名もの軍人が来て、一方の出口から兵隊が出て行くと、反対側の入口からすぐに別の兵隊が入って来て、自分が死んだ気にならないと生き延びられませんでした。
証言者朴玉善
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル証言 未来への記憶 1
著者、公文書発信者などアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」
公文書宛先
発行日2006.6
発行所明石書店
ページ143-153
出典備考
備考 現在の地図の牡丹江市と鶏西市の中間付近に穆稜市がある。『満州帝国分省地図』及びテキサス大学図書館公開地図に穆稜の記載があるが、その位置は現在の地図の穆稜市ではなく、穆稜市のずっと南の穆稜鎮の位置である。現在の地図の穆稜市はこれらの旧地図では「八面通」と表記されている。要するに旧地図の八面通が穆稜市、穆稜街が穆稜鎮である。なお、スブナスヤンは不明。
テキサス大学図書館の公開地図は以下のとおり。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl52-12.jpg
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