証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報黒龍江省 牡丹江市 穆稜市
資料にある地域情報ムーリン
慰安所があった時期1942年
記載内容慰安所の料金は、1回1円50銭ぐらいでした。ムーリンの市内には軍の慰安所と将校専門の「将校倶楽部」がありました。将校倶楽部には12、3人の日本人慰安婦がいました。・・・将校倶楽部とは別の所に、兵隊たちが行く軍の慰安所がありました。ここは二階建ての建物で、入り口は1ヵ所でした。入り口には、ジャグイ(親方)の帳場があり、そこを通って好きな慰安婦の部屋に入ります。その部屋は、慰安婦が寝起きする部屋でもありました。・・・ここには20人ほどの慰安婦がいました。みんな朝鮮人でした。ジャグイも朝鮮人夫婦でした。
証言者砲兵隊 71歳
証言者属性日本軍兵士
部隊名砲兵隊
資料タイトル従軍慰安婦110番 電話の向こうから歴史の声が
著者、公文書発信者など従軍慰安婦110番編集委員会編
公文書宛先
発行日1992.6.15
発行所明石書店
ページ46-47
出典備考
備考 現在の地図の牡丹江市と鶏西市の中間付近に穆稜市がある。『満州帝国分省地図』及びテキサス大学図書館公開地図に穆稜の記載があるが、その位置は現在の地図の穆稜市ではなく、穆稜市のずっと南の穆稜鎮の位置である。現在の地図の穆稜市はこれらの旧地図では「八面通」と表記されている。要するに旧地図の八面通が穆稜市、穆稜街が穆稜鎮である。なお、穆稜はMu-lengとあり、ムーリンと読むようである。
テキサス大学図書館の公開地図は以下のとおり。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl52-12.jpg
テキストのコピーはできません。