出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 東寧市 |
資料にある地域情報 | 東寧 |
慰安所があった時期 | 1942年夏 |
記載内容 | 東寧の街を、国境線すれすれの所まで歩いて見学したが、赤レンガ造りの街並の大部分は慰安所と酒を中心とした飲食店であり、関特演の終わった翌17年夏だったので、5分の4位の店は空家になっていて、殺風景そのものであった。その街で昼間、着物姿の慰安婦達がだらし無い姿で庭先のベンチに腰掛けていた。・・・討伐中に1回外出許可があり、2時間位街の様子を見て歩いたが、お目当ての食べ物は何も売っていなかった。見たのはベニヤ張りの、真新しい建物があったが、近づくと慰安所とわかったので引き返した。慰安婦の多くが朝鮮人だったと、古年次兵が話していた。 |
証言者 | 小山二郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 赤い夕陽は知っていた |
著者、公文書発信者など | 小山二郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1999.1.10 |
発行所 | 私家版(長野市) |
ページ | 55 |
出典備考 | |
備考 | 牡丹江市の東南方向に東寧市がある。ロシアとの国境沿いである。 |