出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 東寧市 石門子村 |
資料にある地域情報 | 黒龍江省 石門子 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 石門子に売り飛ばされました。ここでも午前中は一般の兵士、午後は下士官、夜は将校が来ました。女性が10名ほどいた。近くには似たような慰安所が5ヶ所ほどあった。中国人が住む村もあったが、慰安所があった地域には軍人以外は近寄れなかった。1階建ての土でできた家で、部屋が8,9個ほどあった。入浴は週に1 度。時々、日本軍の部隊から軍医が来て性病検査を受けさせられました。性病で入院した時には、入院費、薬代などは全部、自分で払わされました。戦争が終った後、故郷に帰ることが出来ず、慰安所のそばの大吐川鎮で暮らし、漢族の男性と出会い結婚しました。 |
証言者 | 李スダン |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊研究所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2003.7.5 |
発行所 | ハヌル |
ページ | 213-223 |
出典備考 | |
備考 | 『満州帝国分省地図』のロシア国境付近、東寧の南方に石門子がある。石門子は各地にあるが、東寧の南方にある石門子と思われる。現在の地図で同所は石門子村である。 |