出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 東寧市 石門子村 |
資料にある地域情報 | 黒龍江省 東寧県 石門子 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 石門子の慰安所に移りました。大きな建物で、40名ほどの女性がいた。朝鮮人か管理していたが、憲兵隊が外出を禁止した。将校相手はまだましでしたが、他の女達は兵隊に殴られ、鞭で打たれてかわいそうでした。近くの山で首を吊って自殺した人もいました。敗戦で日本軍は逃げてしまい、私達は取り残され、ソ連軍を恐れ顔に墨を塗って中国人の家に隠れながら散り散りになって、生き延びるためには中国人と結婚するしかありませんでした。24 歳でした。35 歳で夫と別れ東寧で再婚し、2 人の娘を生み息子を養子にもらいました。2005 年に韓国に帰りナヌムの家で暮らし始めますが、待ちわびた帰国がかなってようやく解放されたように思います。 |
証言者 | 金順玉 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊研究所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2003.7.5 |
発行所 | ハヌル |
ページ | |
出典備考 | |
備考 | 『満州帝国分省地図』のロシア国境付近、東寧の南方に石門子がある。石門子は各地にあるが、東寧の南方にある石門子と思われる。現在の地図で同所は石門子村である。 |