出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 東寧市 石門子村 |
資料にある地域情報 | 黒龍江省 東寧県 石門子 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 1945年3月、21歳の時、朝鮮人の女性が村にやって来て中国の紡績工場で働く人を募集しているというので志願して汽車に乗り中国に向かいました。東寧でバスに乗り換え着いた所が石門子慰安所でした。騙されたのが悔しくて毎日泣き暮らしました。慰安所の建物は古く、雨漏りがしました。順番で薪を取りに行くのに寒くて苦労しました。慰安所には7-8名の女性がいて軍人は毎日やって来ました。週末には食事をとる時間もなく相手をさせられました。軍人は女性に乱暴を働いたりしました。食事はコーリャン飯と大根の漬物位しかなく、まずくて喉を通らなかったです。ソ連軍が満州に進撃して来るという噂が広がると、慰安所の主人は姿をくらましてしまいました。みんなで避難する途中、私ははぐれてしまい中国に残りました。 |
証言者 | 池乭伊 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊研究所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2003.7.5 |
発行所 | ハヌル |
ページ | 29-45 |
出典備考 | |
備考 | 『満州帝国分省地図』のロシア国境付近、東寧の南方に石門子がある。石門子は各地にあるが、東寧の南方にある石門子と思われる。現在の地図で同所は石門子村である。 |