出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東北部 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 三道街 |
慰安所があった時期 | 1944年7月 |
記載内容 | 彼には、同年令くらいの恋人が居た。・・・彼女は、・・・同胞の信望が厚いようだった。二道街のクリーニング店に勤めていて、勤めの合間には、よく三道街の朝鮮人慰安所に出入りしていた。慰安所に出入りするということに、不審を抱いた私は、崔からその理由を聞いて驚いた。そこの慰安所に、女郎として働いている一人の女性は、夫が日本軍に、軍属として連れて行かれたまま帰らず、生活に窮して売春している間に、誰が父親かわからない子どもを二人産んだ。三人めを身籠ったとき、おろそうとしたら、・・・彼女が、私が、できるだけの手助けをしてやるから産みなさい、と言ったので三人めを産んだ。 |
証言者 | 遠藤幸吉 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 自分史 私の歩いて来た道 栄光の彼方に消えた青春 |
著者、公文書発信者など | 遠藤幸吉 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1994.4. |
発行所 | 私家版 |
ページ | 223 |
出典備考 | |
備考 |