| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 東北部 地名特定不可能 |
| 資料にある地域情報 | 北満(ソ連との国境地帯) |
| 慰安所があった時期 | 1941年 |
| 記載内容 | 慰安婦のことですな。たまたま関特演のとき兵站担当をやっていました。そう、通称で後方参謀と呼ばれる参謀です。関東軍司令部参謀第三課に属していました。・・・はっきり憶えていないが、朝鮮総督府総務局に行き依頼したように思います。・・・朝鮮総督府では各道に依頼し、各道は各郡へ、各郡は各面にと流していったのではないですか。・・・一部に2万人と言われたが、実際に集まったのは8千人ぐらいだったのです。それと、こんな事実もありました。集めた慰安婦を各部隊へ配属したところ、中には“そんなものは帝国陸軍にはいらない”と断る師団長が出たのです。ところが2ヵ月とたたぬうち、“やはり配置してくれ”と泣きついて来たのです。実戦経験のない師団長だったと思います。 |
| 証言者 | 原善四郎少佐 |
| 証言者属性 | 関東軍後方担当参謀 第3課 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 従軍慰安婦〈正編〉 |
| 著者、公文書発信者など | 千田夏光 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1978.9.30 |
| 発行所 | 三一書房 |
| ページ | 102-105 |
| 出典備考 | |
| 備考 |