| 出典種別 | 被害証言 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 東北部 地名特定不可能 |
| 資料にある地域情報 | 満州 |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 1932 年、16 歳の初秋、水汲みに出かけた時、2人の日本人らしき軍人にトラックに乗せられ光州へ行きました。女性が30人程集まると、トラックで大田、京城、平壌を経て満州へ向かいました。道すがら女性を捕まえるのも目撃しました。最後まで一緒だったのは5 人です。到着した荒野で幕舎と小屋を建ててそこで過ごしました。洗濯、傷病兵の看護、酒席の酌婦などをし、1 ヵ月後には夜の相手もさせられました。休日は最低でも5人程の相手をしました。週1回性病検査があり、5人以外にも同じ地区の30人程が検査を受けました。兵士とは別の建物ですが、監視と統制はつねに受けていました。小麦粉を水で溶いた粥と衣服が支給されました。給料はなく、顔見知りの兵士がその都度2-3 円置いていくことはありました。物資が底を突くようになると将校が逃げろと身分証も用意してくれました。逃げ出して故郷へ帰りました。 |
| 証言者 | 崔イルレ |
| 証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2 |
| 著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊問題対策協議会・韓国挺身隊研究会 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1997.4.22 |
| 発行所 | ハヌル |
| ページ | 184-194 |
| 出典備考 | |
| 備考 |