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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報吉林省 四平市
資料にある地域情報四平街
慰安所があった時期
記載内容満州の東北部にいました。公主嶺、勃利、四平街にいましたが、慰安所はこのどこにもありました。慰安所の建物は、平屋のもの、二階建てのものと様々で、比較的きれいでした。「万水楼」と呼ばれる慰安所もありました。慰安所は、「朝鮮ピー」「日本ピー」「満ピー」とそれぞれ別の建物にいました。しかし、「満ピー」のところは衛生が悪いというので、行ってはいけないことになっていました。慰安所に行く兵隊は、ガリ版刷りの免税票というのがあり、これをもっていくと、20銭ぐらいになりました。
証言者戦車連隊上等兵 70歳
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル従軍慰安婦110番 電話の向こうから歴史の声が
著者、公文書発信者など従軍慰安婦110番編集委員会編
公文書宛先
発行日1992.6.15
発行所明石書店
ページ34
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』では四平市と記されているが、『満州鉄道沿線諸機関及施設一覧表 昭和11年版』(E17010005500)には四平街とある。旧地名・奉天市にも四平街があったが、本証言の四平街は四平市のことと推定される。
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