証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報吉林省 延辺朝鮮族自治州 延吉市
資料にある地域情報間島
慰安所があった時期1933年
記載内容昭和7年12月北方第一次作戦終了後に於いては諸隊概ね駐軍の態勢に移りしを以て間島臨時派遣隊本部に於いては極力花柳病の防遏に意を用い各隊医官に左記事項を指示し患者の発生を予防せり
   左記
一 各駐軍地医官は現地接客婦の健康に注意し娼妓酌婦の検黴に当たりては当事者と連繁を密にし検査に立会し又医師なき地に於いては自ら検黴を実施し軍隊に花柳病の侵入を予防せられ度・・・
四 支那人娼妓は習慣上検黴を実施するを拒絶するものあるに依り禁止家屋とし兵の出入を禁ずるを要す
五 二銀膏等予防薬は請求中なるに依り後日分配の予定なり
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル満州事変陸軍衛生史 第6巻
著者、公文書発信者など陸軍省
公文書宛先
発行日1937.11.20
発行所陸軍省
ページ835
出典備考
備考 他の資料によると間島臨時派遣隊(第19師団各部隊をもって編制)は1933年4月、琿春(一中隊)や龍井(本部)などに出動。間島方面については龍井を経て局子街に集結。その後、原隊復帰した旨を1933年7月26日報告している。よって本資料の間島は局子街のことと推定した。/『満州帝国分省地図』に延吉街がある。テキサス大学図書館公開地図には延吉局子街とある。現在の地図で同所は延辺朝鮮族自治州延吉市である。テキサス大学図書館公開地図は次のとおり。本地図の北東に延吉街がある。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/korea/txu-oclc-6614383-nk52-5.jpg
テキストのコピーはできません。