出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 吉林省 延辺朝鮮族自治州 延吉市 |
資料にある地域情報 | 間島省 延吉 |
慰安所があった時期 | 1943年秋 |
記載内容 | 興亜館とはよくぞ名づけたもので、女を抱いて亜細亜を興すというその興亜館には第一、第二とあって、いわゆる「ピー」と呼ばれる女性たちはほとんど朝鮮娘であった。兵隊は1円50銭、下士官は2円50銭で将校は5円と聞いたが、将校たちは大抵「銀水」とかいう料亭で遊んだようだ。慰安所は民間業者の経営となっていたようだが、同じ女を買って兵隊が1円50銭、下士官が2円50銭というシステムから察するに、軍の庇護下にあったのだろう。ただし、日曜以外の日は一般地方人の客をとっていたらしく、そのかわり毎土曜日にはきちんと検診、洗滌を実施していた。 |
証言者 | いまいげんじ |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 満州第4019部隊 |
資料タイトル | 赤紙兵隊記 |
著者、公文書発信者など | いまいげんじ |
公文書宛先 | |
発行日 | 1987.7.20 |
発行所 | 径書房 |
ページ | 77-83 |
出典備考 | 注:著者経歴に「1943年7月 第二国民兵役応召渡満」とある。 |
備考 | 著者経歴に「1943年7月 第二国民兵役応召渡満」とある。 |