資料の詳細

出典種別	被害証言
現在の地域情報	吉林省　延辺朝鮮族自治州　琿春市　春化鎮
資料にある地域情報	吉林省　琿春市　春化
慰安所があった時期
記載内容	20歳の時、工場で雑用さえできればいいと思い、募集員に300円を前払いでもらい、それを家族に渡して満州に行きました。釜山から琿春を経由して春化の慰安所に着いて、ようやく騙されたとわかりました。「ダイイン」という慰安所で、道の向こうには日本軍が駐屯していました。週に1回軍医の検査を受けていましたが、しばらくすると病気になりました。病気なのに客を取らされたため、病は悪化して、結局主人に役立たずといわれ、食事をもらえず、暖房もなく、検査や治療も受けられず放置されました。村の家々を回って食事を恵んでもらいました。
証言者	朴ソウン
証言者属性	朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル	中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2
著者、公文書発信者など	韓国挺身隊研究所
公文書宛先
発行日	2003.7.5
発行所	ハヌル
ページ	200-208
出典備考
備考	現在の地図の琿春市の東方に春化鎮がある。『満州帝国分省地図』と現在の地図とを比較すると、旧地図の土門子が、現在の春化鎮と思われる。『満州帝国分省地図』では東興鎮街の西隣である。テキサス大学図書館公開地図の東興鎮の西に春化がある。テキサス大学図書館公開地図は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nk52-3.jpg