出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 吉林省 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 吉林からトラックで走ったところ |
慰安所があった時期 | 1941年 |
記載内容 | 18 歳になった年、村の日本人班長の奥さんが「日本の軍需工場で仕事をする娘を、1 家で1 人は出さなくてはならない」と言いました。私は借金を返したかったので、行くことにしました。咸興駅から20 人位の女達と軍用列車に乗り、駅に到着した時、娘達の1 人が吉林だと叫びました。トラックに乗せられ、着いた所は日本軍の部隊の中でした。翌日、将校がいる部屋に連れて行かれ、将校が近づいて来たので抵抗すると、殴られ、蹴られ、私は気を失いました。次の日から、板で建てられた建物に入れられ、人1部屋をあてがわれ、休む間もなく、軍人たちが入って来ては出て行きました。反抗すると殴られ、人間としての扱いを受けることはありませんでした。 |
証言者 | 黄錦周 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 証言 未来への記憶 1 |
著者、公文書発信者など | アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2006.6.30 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 126-142 |
出典備考 | |
備考 | 証言を要約した。 |