資料の詳細

出典種別	被害証言
現在の地域情報	遼寧省　大連市
資料にある地域情報	大連
慰安所があった時期
記載内容	男が「大金が稼げる工場に就職できる」と声をかけ、嫌がる私を引っ張り釜山から大きな船に乗せました。私と同じ位の女性が2人いました。着いたのは大連にある2階建ての家で10室位ありました。日本人夫婦と朝鮮の女性15人位がいました。床だけの部屋に入れられると、日本軍人が無表情のまま入ってきて襲い掛かりました。それからは、毎日、軍人が軍票をもち部屋の前に並んでいました。軍票は夕方になると管理人に取られました。逃げて捕まった人や、妊娠した女性は厄介なので、銃で撃ち殺されました。日曜日には、性病予防のため606 号注射を打たれました。
証言者	金福得
証言者属性	朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル	日本軍「慰安婦」被害者 金福得ハルモニの一代記
著者、公文書発信者など	慶尚南道教育庁
公文書宛先
発行日	2013.8
発行所	慶尚南道教育庁
ページ
出典備考
備考	現在の地図で大連は、遼寧省南端の遼東半島東岸沿いに位置する。テキサス大学図書館公開地図で当時の大連市の位置を知ることができる。アジア歴史資料センター：E17010002400の『大連要覧』の地図で大連市街拡大図を見ることができる。テキスト大学図書館公開地図は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nj51-5.jpg