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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報遼寧省 大連市 旅順口区
資料にある地域情報旅順
慰安所があった時期
記載内容この旅順の町にも遊廓があった。旅順銀座から6,7百メートル入った一角で、その家々の背後には広い野原があって、樹木が茂っていた。・・・旅順の遊廓は、軍隊のために特別に設けられた施設ではなく、在留邦人の慰安施設も兼ねていたので、家の造りや女性たちの姿体は東寧とは雲泥の違いがあった。・・・だが、旅順にも日本、朝鮮、満州といった女性の格付が行われ、なかには白系露人の女性もいたが、日本女性は自他ともに「芸者」で通っていた。兵隊たちは「芸者」といってもそれは名ばかりで、お高くとまっていて生意気だと、日本女性を毛嫌いしていた。
証言者長尾和郎
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル関東軍軍隊日記 一兵士の生と死と
著者、公文書発信者など長尾和郎
公文書宛先
発行日1968.11.1
発行所経済往来社
ページ110-111
出典備考注:奥付の著者経歴に「同17年横須賀東部75部隊に入隊。のち関東軍東寧第390部隊、旅順、満州1217部隊を転々」とある。時期不明だが1742年以降の証言である。
備考 奥付の著者経歴に「同17年横須賀東部75部隊に入隊。のち関東軍東寧第390部隊、旅順、満州1217部隊を転々」とある。
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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