出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 内モンゴル自治区 フルンボイル市 海拉爾区 |
資料にある地域情報 | 東北 海拉爾 |
慰安所があった時期 | 1936年 |
記載内容 | 海拉爾の街のすみすみ迄カーキ色の軍服がうごめいて居た 大して目的もないが外出したからには街へゆく 何を求めて? 皆若い 行先はピー屋 即ち女郎屋であるこゝは国際市らしく人種も豊富だった ロシア人 朝鮮人 満人 蒙古人 そして日本人 当時日本の女1円 他は30銭か50銭だったと思う。 当時ハイラルで相場が2円10銭だと記憶している。渡された防毒面を使用して 初めて経験したのは私だけではなかったろう 事実大半のものがそうであったようだ 彼等の赴くところは特定のものを除いては「金泉館」か「松月」のようであった。 |
証言者 | 証言者不明 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 騎兵第4旅団機関銃隊 |
資料タイトル | 騎兵第四旅団機関銃隊誌 |
著者、公文書発信者など | 三島鉱太郎・小川要次郎編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1972.2.20 |
発行所 | 私家版(東京都品川区) |
ページ | 46 239 |
出典備考 | |
備考 |
『満州帝国分省地図』に海拉爾市がある。現在の地図の内モンゴル自治区の北部、ロシア国境に近い位置にあり、現在の地図では、フルンボイル市海拉爾区である。テキサス大学図書館公開地図で旧地図を見ることができる。次を参照のこと。 https://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nm50-9.jpg |